社会の変化に対応して、広告規制が目まぐるしく改正に動きます。広告活動を効率よくすすめるために、多面的で多岐にわたる法規を整理しやすいうに「広告六法」として提案するものです。体系図表も多く取り入れ、広告活動ごとに各条文を整理したもので、テーマごとに関連の条文が出て参ります。いちいち数千ページにおよぶ六法全書を探す必要もなくなります。関連する法規も見やすく工夫しています。一般に「六法」とは、憲法、刑法、民法、商法、刑事訴訟法、民事訴訟法を言いますが、広告業務を法的側面から追求していくと、 150に及ぶ法規制の中から「消費者保護基本法、民法、不正競争防止法、景品表示法、著作権法、商標法」がこれらの核として浮上してきます。条文に直接触れながら、広告法規の理解を深めようとするものです。また、各項目ごとに「理解のポイント」にて解説をいたしております。
広告六法体系 「消費者保護基本法」は、文字通り消費者保護の憲法ともいえるもので、法体系にも大きな影響を及ぼしてきました。 「民法」は、広告取引契約のメイン法規で、PL法や商法はこの補完法という位置づけになります。「不正競争防止法」は、独占禁止法とならぶ公正な経済競争維持の基本法であり、もう一つは知的財産権法の一翼も担っています。同法と著作権法はデジタル時代の主役を演ずることになるでしょう。「景品表示法」は、おなじみの「不当景品類及び不当表示防止法」です。同法は広告や販売促進に関する直接法として珍しい存在で、不当な顧客誘引防止法です。同法の具体策の一つが「公正競争規約」で、業界ごとの商慣習を示しています。「著作権法」は、広告クリエイティブ全般にかかわりをもつことになります。「商標法」は、ブランド構築の基礎をなし、広告目標管理に貢献する法規制です。
編著者 岡田米蔵 A5, 230ページ, 1,942円(税別)1996年10月刊です。本書のお求めは各書店または、下記へご連絡下さい。 〒102-8181東京都千代田区九段北1-8-10 日刊工業新聞社 出版局 TEL:03-3222-7131>
「できたら法律のない環境で、のびのびと広告の仕事をやりたい。」これは広告関係者共通の願いです。そのためには、難しいと思われる広告に関する規制をわかりやすく、特別な分野とせず、一般常識化したい。これが発刊の主旨です。 広告をめぐる読物としても、多くの話題や事例を提供しています。パフォーマンス・バイ・コストの高い本とも評され、広告に関係のないと思っている人も、この「広告法規」を通して社会を眺める絶好の書籍です。なお本書は6年ぶりに改訂した新版で、この初版は1994年度の日本広告学会・学術賞受賞図書です。
21世紀のデジタル社会では「消費者契約法」によって、消費者保護体系が変わります。また、現在のアナログを前提とした著作権法に限界があるとされることから、デジタル著作権についての法律が主役を演じ、関連する法律や自主規制の改正が大々的にすすみます。 本書はこうした21世紀の広告法規を理解するためのベーシック・ブックです。
本書はこんな質問にヒントを与えることになるでしょう。 ①アメリカのデジタル規制はどうなっているの? ②タレントに広告責任があるの? ③なにが不当表示なの? ④他人の著作物はどうしたら使えるの? ⑤広告倫理の基礎はどこに置けばよいの?
著者 岡田米蔵/梁瀬和男 A5, 350ページ,3,500円(税別)1999年6月刊です。 本書のお求めは各書店または、下記へご連絡下さい。 〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-27-10 社団法人 商事法務研究会 TEL:03-3552-4942
「広告実務・虎の巻」とも表題に示されているように、広告の品質管理に関する実務書です。広告の各種研究の成果を実務面で再構築し、社会的要請に応える体制づくりと基本的なプロセスを踏まえた「広告の体質強化」をめざし、下記の構成になっています。
いずれも実務経験に基づき、体系化をはかったものです。たとえば、次の項目は特徴のある一例です。
・広告目標にマインド・シェア(銘柄嗜好度)を提案 ・広告情報にアド・インテリジェンスの概念を取り入れ、一貫性のあるアド・リサーチ体系の確立 ・実務上、障害の多い広告目標推進の秘けつ ・広告法規の体系化 ・広告監査システムの確立と提案 ・広告教育、人材教育の枠組み
著者 岡田米蔵 A5, 290ページ, 1,942円(税別)1995年9月刊です。 本書のお求めは各書店または、下記へご連絡下さい。 〒107-0062 東京都港区南青山3-13-16 株式会社 宣伝会議 TEL:03-3475-3030 FAX:03-3475-3039
デジタル時代にふさわしい視点から、大胆さと綿密さで「ビジネス広告」の世界を展開した書です。マーケティングや広告の研究や技術が急速に進みましたが、これは日常生活で目に触れる消費財、生活財の広告が主流です。「ビジネス広告」はこれまで産業広告、BtoB広告とも言われ、営業とか販促面から把握され、あまり注目されて来なかった分野です。しかし、パソコンの出現はこれを一変し、消費財とビジネス財のボーダレス化がこの分野に大変化をもたらすことになったのです。本書は、この企業間取引における広告のあるべき姿を、現実の厳しさと、新しいマーケティングテーマを存分に取り入れて、営業支援型の効果的広告展開法を示したものです。
章立ては9章から構成されています。
第1章ではこれらを読めば、ビジネス広告のおおよそを理解できます。 (広告の組み立て、問題点、トレンド等) 第2章ではビジネス消費者がテーマです。(組織購買行動、クリエイティブ営業、ビジネス・ソリューション等) 第3章ではブランド戦略の必要性を述べています。(コーポレート・コミュニケーション、CI、ブランド・エクイティ等) 第4章ではIMCという今日的なテーマです。(ビジネス広告をグローバル・コミュニケーションやIMCの立場から論述した話題の論文です。) 第5章ではマス・コミュニケーションで、ビジネス広告におけるマス広告の必要性が明解になります。 第6章では最近のトレンドであるダイレクト・マーケティングを扱っています。デジタル・メディア、インターネットのビジネス広告への展開です。 第7章では展示コミュニケーションを実践的、かつ体系的に取り扱っていますが、展示会運営の貴重な資料も提供しています。 第8章ではビジネス広告に不可欠の「ビジネス・カタログ」の章です。(効果的なカタログ制作、デジタル制作、カタログの展望等) 第9章ではビジネス広告マネジメントがテーマです。(広告目標や表現管理、広告宣伝費管理、広告法規、広告監査等)
本書は、社団法人 日本産業広告協会推薦図書です。 著者 岡田米蔵/原口惠次/亀田 俊 A5, 340 ページ, 3,200 円(税別)1999年5月刊です。 本書のお求めは各書店または、下記へご連絡下さい。 〒102-8181 東京都千代田区九段北1-8-10 日刊工業新聞社 出版局 TEL:03-3222-7131
販売促進の分野は、エリアも規模も莫大で、その業務分野は分化、専門化が極端に進んでいます。しかも、この分野に大きな変化がみられます。流通革命とデジタル化です。こうした変化を体系的にとらえるため、本書はアイウエオ順ではなく、読み物としても機能するよう販促業務を9分野に分けて、業務別編集とし、約2,000語を収録しました。
この9分野 とは ①販促とマーケティング ②販促メディアとツール ③消費者向けインセンティブ ④流通プロモーション ⑤販促クリエイティブ ⑥展示・イベント ⑦SPリサーチ ⑧販促体制 ⑨販促法規 です。
さて、次の用語に答えられますか? 2,000語の中のごく一部です。 ・トラスト ・マーケティング ・アローアンス ・関係性マーケティング ・ユニバーサル・デザイン ・コンセプト・トリミング ・プッシュ戦略 ・オンライン・パブリシング ・ムック・ダイレクト刷版 ・カウキャッチャー(CC)・ショートラン印刷 ・ディスプレイ ・セロハン加工 ・ユニット・ディスプレイ・CG塗装 ・ディスプレイ・ローダー・完パケ ・サーチ・エンジン・メッセ ・IPSO ・ホスピタリティ ・ギブ・アウエイ・ゾーニング ・ホール・セール・クラブ ・シノプシス ・ボーナス・パック ・カラープラズマ・ディスプレイ ・SWOT分析・わいせつ罪
編著者 岡田米蔵 A5, 230ページ, 1,942円(税別)1996年10月刊です。 本書のお求めは各書店または、下記へご連絡下さい。 〒102-8181 東京都千代田区九段北1-8-10 日刊工業新聞社 出版局 TEL:03-3222-7131